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36才男子。新しい1日を、今日から。

【19日目】久しぶりに「中島らも」を読んで感じたこと

6時4分起床。

昨日は近所の図書館で久しぶりに本を借りた。
何冊か借りたのだが、そのうちの一冊は、
中島らもの「アマニタ・パンセリナ」。

  その本の中の「アルコール編」を読んで感じたこと、 また、中島らもの代表作である「今夜すべてのバーで」を思い出し、考えたことを記したいと思う。
 

中島らもについて

 

動画は4つに分かれていますが、その中で、アルコールが、自身の生活にどう影響したのかをトツトツと語っています。中島らも氏は、コピーライターという職業であったこともあり、自分のことを上手く「コトバ」として表現できている方だと思います。氏が「コトバ」として表現してくれたおかげで、私自身も、行為を意識でき、また、他人と共有できることが可能となりました。大変、感謝しています。

 

この動画で氏は、「コピーライター」として、素人の考えたコピーに、面白おかしくツッコミを入れています。もともとユーモアに溢れている人なのと、周りもそれをフォローしてくれていることもあり、番組として成り立っているとは思うのですが、氏の異常なまでの低速度な口調は、間違いなくアルコールによるものであると推測できてしまう動画となっています。

 

飲み方の種類について

“殺し酒”
社長相手に飲んで楽しいはずがない。いつでも“殺して”酒を飲む。説教酒もありがたく拝聴する。
 
仕事での付き合いの酒は、誰でもそうなるのだろうが、それを“殺し酒”と表現する点が素晴らしい。酔いたくても酔えず、絶えず会話の内容を意識し、相手方のコップが空けば、お酌をする。正直、カネと時間が、最高に無駄になるものだったと、振り返って思う。
 
“ほどき酒”
そうしてへべれけになった社長をタクシーに乗り込ませてお送りしてから、やっと自分に戻るのだ。そうしてその辺の屋台のような店で自分の酒を飲む。殺して飲んでいた自分をほどくのだ。
 
酒飲みには、結構多いと思うのだが、飲み会の帰りに、駅で下りてから、コンビニで缶チューハイを買う。そして、それを飲みながら歩いて家に帰る。その行為はまさに、“ほどき酒”と呼べるものだと、小説を読んで、そう感じた。
 
正直、この本を読んで、酒を飲みたい気分が高まったのは事実である。
断酒も30日を超えるまでは、飲酒欲求はどうやら以前高いようだ。
 
気をつけて、1日を過ごしたいものである。
 
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