【11日目】新歓コンパの急性アルコール中毒について思うこと
5時29分起床。曇り。
夜中に雨が降ったのか、
道路を滑るクルマの音が、ザザザと鳴っている。
さて。花見シーズン真っ盛りの今週末。
ひと足先にシラフで花見を終えた私は、
ふと、新歓コンパでの急性アルコール中毒について考えてみた。
私も学生時代、サークルの新歓コンパでは、
ありえない量の食べ物を食べさせられたり、(焼肉10人前+焼きそば5人前etc)
それに加えて、大量のアルコールの摂取を余儀なくされた。
私自身は、どちらかと言えば当時からアルコールに強い体質で、
どちらかと言うと、「今日は飲み過ぎたなあ」と思うくらいであったが、
他のサークル部員は、多くがその場で酔いつぶれていたのを思い出す。
参加したほとんどの新歓コンパでは、
幹事や先輩方が飲ませる側とはいえ、
「誰がどれだけ飲んだか、今どういった状態なのか」を把握しており、
程度を見定めて、「これ以上は、アウト!」の判定をしていた。
しかし、参加した中で、
医学部の新歓コンパだけは異質であった。
「急性アル中になったら、大学病院に救急車で運ぶから大丈夫!」と、
先輩陣は、1年生に向けて真顔で言ったのである。
私はたまたま、友人つながりで、そのコンパへ参加することになったのだが、
そのセリフが怖すぎて、全く酔えなかったのを覚えている。
百歩ゆずって、
人体に精通している医学部のコンパだから、まだどうにか許せるとしても、
いわゆる一般学生群の「医学部系な」パワハラは、
命と直結する事態になることは避けられないであろう。
急性アルコールの実態「出典:キリン 知る・楽しむ お酒と健康 より 」
少し古い調査になるが、
都内の急性アルコール中毒での搬送は、20歳代が一番多い。
1日あたり、約15人の20歳代が搬送されている計算だ。
4月5月の新歓コンパシーズンに限っていえば、その倍はいるのだろう。
アルコールは飲まない方がもちろん良いが、
飲むなら、自分のペースで飲むべきであり、
他人に強要されるべきものではない。
学生時代から、ハッキリ、NOと宣言しておく習慣をもつ。
その姿勢は、大切だと思う。
today is a good day !