【8日目】断酒会やAAに、なぜ行く気がしないのか
6時13分起床。
今日も1日晴れるようで、気分も良い。
仕事を早めに切り上げ、
久しぶりにジムに行き、
バイクで1時間、汗を流そう。
今日は断酒会とAAについて、思うこと。
シアナマイドをもらうため、
月イチで通っているクリニックでは、
行くたびに、
「断酒会もしくはAAに通った方がよい。
同じような状態にいる人と話せば、
断酒のモチベーションも上がるし、
日頃のストレスも発散しやすい」
と言われているが、
なかなか重い腰が動かない。
前回の半年間の断酒期間中も、
もちろん行こうとはしなかった。
なぜ、断酒会やAAに、行く気がしないのか。
下記の記事の中に、答えを見つけた気がした。
『高校の同窓会はOKなのに、なぜ中学はNG?』
http://okspe.yomiuri.co.jp/reader/view/topic.jsp?tpid=494318
Q.なぜ小中学の同窓会には行きたくないか
いくつかの回答に、フムフムと共感。
A.それは小学校・中学校の友人とは昔話しか話すことが無く、恐らく今は全く話が合わないと思われるからです。
A.「私の知らない世界の人」系の人がたくさんいて、知らないままでいたいと思っても不思議じゃないのでは。
その中でも、いちばん共感したのは、
以下の回答。
A.高校は、少なくとも受験して入るので、似たような学力、ひいては似たような家庭環境だったり、高卒後の進路もだいたい似たような感じで、価値観もそう違わない。たとえ田舎の公立高校だったとしても。それに比べると、地元の中学って…本当に色んな家庭の子がいましたよ。ヤンキーもいたし、大人になってからの進路も自分ならあり得ないようなことになってる子も大勢…。正直、つきあいたくないです。
私が断酒会やAAに行きたくない理由も、
まさしくコレである。
医者は、「病気」という切り口で人を見る。
なので、アルコール依存症であれば、
ひとくくりに見てしまうだろう。
それは、医者の対応としては、正しい。
ただ、
「これまで属していたコミュニティ」という切り口で見れば、
アルコール依存症になってしまったプロセスは全く違うと思うし、
違うと思いたい。
現在、私は、
小さい会社の代表である。
大手マーケティング会社を経て、
新規事業を立ち上げ、
そのまま独立を果たした。
仕事に悩み、
悩みながらも前に進むため、
アルコールを利用した。
移動距離も入らず、
他人とスケジュールの調整も要らない。
もっともコスパの良い、気分転換の方法が、
アルコールであった。
アルコールを飲みながらも、
資料作成の手を止めず、
アポを取っては、
営業のために移動を繰り返した。
寝ても冷めても、
事業の次の打ち手を考え、
新聞、雑誌、ネットの、
入手可能な情報には網を張っていた。
現在も、そうである。
私を含めた、そういった属性の人たちは、
おそらく、
競馬やパチンコ、
風俗の話でニヤニヤすることはないし、
定年した後の趣味について、
熱く語ることもできない。
また、旦那のグチや、
子育ての大変さに、
自分ゴトとして、耳を傾けることも難しい。
(表面的には可能だが)
社会人になって痛感したことは、
「職種」によって、
かなり考え方が違うということだ。
就活で選別されるから、という理由もあれば、
職種がその人の考え方を作っていく、
というのもあるだろう。
「考え方」が違えば、
*時間の使い方
*お金の使い方
*人との付き合い方
この3点に、かなりハッキリと差が出てくる。
それを差し置いてまで、
ただ、アルコール依存症ということだけで、
何の脈絡もない、
断酒会やAAに参加する必要があるのだろか。
どうせなら、同じ属性で、
新しい断酒コミニティを立ち上げたいものである。
元ビジネスマンを中心とした、
断酒会やAAがないかリサーチしてみたが、
今のところ見つかっていない。泣
…たとえ、そんな状況でも、
today is a good day!