【15日目】なぜ、居酒屋での最初の一杯は「とりあえず、生で!」だったのか
6時17分起床。また天気は良くないようだ。少しカラダが冷えている。白湯を飲もう。
昨日は、午前中にエネルギーを全て使い果たし、午後は部屋の掃除や皿洗いをして、のんびりモードで過ごしていた。
今日は朝からジムでゆっくりとカラダを動かし、午後からは資料整理につとめよう。
さて。
アルコールに関することを色々と調べていくうちに、「そもそも、どうしてだっけ?」と当時は意識せずに行っていた行為のひとつひとつが気になってきた。
その一つが、「とりあえず、生!」の件。
※生→生ビールのことです。
歴史的な背景について
「ビールは、昭和30~40年代の高度経済成長とともに大衆化が進み、庶民の日常的な飲み物になりました。初めの1杯はビールでという風潮が出てきたのもそのころ。当時は、日本酒を冷やで飲む習慣があまりなく、お燗をつけるとなると、時間がかかっていたんです。そこで、大勢で乾杯したい時には、一番手っ取り早く、一気に出てくるビールが好まれたのでしょう」
どうして最初の1杯目は「とりあえずビール」なの? | R25
昔よく目にした「R25」というフリーペーパーの中でも、どうやら、この疑問を取り上げたことがあった模様。なるほど。サーバーからジョッキにビールを注ぐ、その手っ取り早さが、最初の一杯としての位置づけを不動のものにしたみたいですね。
カラダへの負担という面からも
「まだ何も食べていない状態で、アルコール度数の高いお酒を飲むと、内臓に負担がかかるうえ、すぐに酔いがまわってしまいます。その点、日本のビールは、アルコール度数が4~5%程度と低いので、初めの1杯に最適なんですよ。ですから、お酒が苦手な人が、乾杯だけ飲酒に付き合う場合にも、ビールはとても適しています。また、ビールに含まれる炭酸や、ホップの苦みが胃腸への刺激となって、食欲を増進させる効果もあるんです。だから、食事をおいしく楽しむという意味でも、最初にビールを飲むのはオススメなんですよ」
どうして最初の1杯目は「とりあえずビール」なの? | R25
なるほど。度数が低くて、カラダへの負担が少ない。最初の一杯には、その面からも適している、ということですね。私ももちろん、「とりあえず生」派だったのですが、いつの頃からか、腹が膨れてしまうビールを嫌いになっていました。「もっと強い酒が飲めなくなるだろ!」という感じで。ビールに胃袋シェアを取られるくらいなら、最初からウイスキーのダブルを流しこむ。どうすれば、もっと強い酒が飲めるか。そればかりを考えていたんですね…。
ビール出荷量の推移について
当初40万klしかなかった出荷量が、最盛期には713万klと、ざっと20倍くらいになっているのが分かるかと思います。ビール会社は、本当に努力してきたんですね。その凄まじい努力が、「ストロング市場」へも向けられているかと思うと、われわれ断酒サイドに勝ち目はあるのかとゾッとしますね。
today is a good day!
【14日目】ノンアルコール!久しぶりに食べたい居酒屋料理はコレだ【5選】
5時50分起床。
昨日はジムで久しぶりにバイクを思いっきり漕いでみた。
10kmを25分のタイムで通過。筋肉痛が凄い。
さて。本日は、居酒屋料理についてです。
居酒屋でしか食べれない料理って意外とあるんですよね…。
面倒くさいのか、ヨメも作ってくれません。
前回の断酒期間と合わせると、
かれこれ1年くらいは居酒屋料理を口にしていません。
お酒は、要りません。あの料理を、もう一度だけ。
1. 本格ベトナム風生春巻き
本格ベトナム風生春巻き│おつまみ道場│キリンレシピノート|キリン
下北沢にある無国籍の居酒屋で、初めてお目にかかった。味自体というよりも、「あっさり」な見た目が好き。夏の食べ物のイメージ。無国籍の居酒屋という雰囲気で食べるから旨いのであって、自宅の蛍光灯の下に置かれても、おそらく何の魅力も感じないのかも知れない。
2. 手作りつくね
手作りつくね ~ピリ辛味噌だれ~│おつまみ道場│キリンレシピノート|キリン
溝の口。たまい。ヨメに「安くて美味しいつくねがあるよ」と紹介された上京1年目。大きめのつくねが2個、串にささって出てきた時のワクワク感がたまらない。「1人で食べちゃっていいの?」一気にかぶりつける、この満足感よ。
3. えびとブロッコリーのたらこクリーム
えびとブロッコリーのたらこクリーム│おつまみ道場│キリンレシピノート|キリン
正直、第一印象は最悪だった。赤と緑に、グチョグチョのクリーム色。グロ過ぎるのだ。そんなネガティブイメージをガツンと跳ね返す、味のコントラストは絶品。えびの甘味に、ブロッコリーのほどよい苦味。その二つをとりもってくれる、たらこクリーム。食感も違うため、何度口に運んでも、なかなか飽きが来ない印象。
4. じゃこワカメ
ヨメとよく通った焼き鳥屋のお通しがコレだった。今はもう潰れてしまったが、この料理を見ると、「さあ、これから楽しいことが始まるぞ」という気分になる。そういえば、その店の店主もよく仕事中に飲んでいたなあ。潰れた理由は、もしかしてソレか。
5. 納豆オムレツ
こういうB級の創作料理が出てくるところが、何と言っても、居酒屋の醍醐味。正統な各種料理のカテゴリーに属さない、素人のアイデア料理。それを極限までブラッシュアップさせたもの。そんな味わい。岸朝子は、決して「美味しゅうございました」とは言わないだろうけど。
来年の今日は、絶対に美味いもの食べてやる!笑
today is a good day !
今日はよく晴れそうだ!
【13日目】アルコール性低血糖が、ものすごく気になる件
5時49分起床。
アルコールと低血糖の関係とは
Q.578 アルコールと低血糖の関係を教えてください。-糖尿病NET-糖尿病Q&A1000_答え
アルコールは肝臓の働きを抑えるので、血糖値が下がってきても肝臓からブドウ糖が放出されず、低血糖になりやすくし、かつ低血糖からの回復も遅らせます。
低血糖とは、どのような症状なのか
Q.568 低血糖になると、どんな症状が現れますか?-糖尿病NET-糖尿病Q&A1000_答え
まず自律神経症状と呼ばれる症状が現れます。発汗や手足のふるえ、動悸、脈が早くなる、不安になるといったことです。また、強い空腹感、吐き気などが起こることもあります。
さらに血糖値が低下すると、中枢神経症状と呼ばれる症状が現れます。目のかすみ、物が二つに見える、頭痛、集中力がなくなる、身体に力が入らない、眠くなる、意識が遠のく、などです。これらは低血糖のために脳の細胞が正常に働かなくなりつつあるために起こるもので、すぐに血糖値を上げてあげないと、意識障害、昏睡に陥る危険があります。
酒を止めてから、「アレを試しておけば良かった」というコトが、
【12日目】業界用語としての「ストロング市場」について
5時53分起床。
今日は1日ずっと雨らしいが、
マーケティング上、少し試してみたいことがあって、
朝からアドレナリン全開である。
さて。
本日は「ストロング市場」について、書こうと思います。
私が、とあるミーティングに参加した時のこと。
そのミーティングは、大手食品開発系のメーカーの人々で構成されていた。
「本当に栄養価のある野菜ジュースがあるといいな」
理系のエリート集団である彼ら(彼女ら)の、
本音が垣間見えた瞬間が何度もあった。
当時、私は半年の断酒継続中であり、
ビール飲料メーカーの名刺を見ても、
「懐かしいなあ」と思うくらいで、特に飲みたいとは思わないくらい、
順調な状態であった。
そんなシラフ真っ盛りのミーティングにおいて、
衝撃的な業界用語を耳にした。
「ストロング市場」である。
われわれ酒飲みが、
安くて酔えるアルコール飲料を探しているように、
メーカー側も、それを「ストロング市場」と位置づけ、
マーケティング戦略を行っていたのである。
上記の記事によれば、氷結ストロングが、ストロング市場の先駆け、とのこと。
拡大のきっかけは、チューハイの主力ブランド「氷結」を持つキリンが2008年に投入した「氷結ストロング」のヒット。
酒税の安さからも、メーカー側にとっては、オイシイ商品らしい。
チューハイの場合、350ミリリットル当たりの酒税額は28円(一部商品を除く)。同77円のビールの半分以下と税負担が軽いことから、店頭価格を安くできる。アルコール度数はビールよりも高いが、価格はビールよりも安い。この”コストパフォーマンス”の良さが人気の要因だろう。
飲む側も飲む側なら、
供給サイドにも、倫理のヘッタクレもない「ストロング市場」。
自分が酔いつぶれるたびに、
企業がほくそ笑む。
そんな仕組みの中にいる自分に腹が立ちながらも、
酔いつぶれていた頃を、
今、なつかしく思い出している。
today is a good day !
【11日目】新歓コンパの急性アルコール中毒について思うこと
5時29分起床。曇り。
夜中に雨が降ったのか、
道路を滑るクルマの音が、ザザザと鳴っている。
さて。花見シーズン真っ盛りの今週末。
ひと足先にシラフで花見を終えた私は、
ふと、新歓コンパでの急性アルコール中毒について考えてみた。
私も学生時代、サークルの新歓コンパでは、
ありえない量の食べ物を食べさせられたり、(焼肉10人前+焼きそば5人前etc)
それに加えて、大量のアルコールの摂取を余儀なくされた。
私自身は、どちらかと言えば当時からアルコールに強い体質で、
どちらかと言うと、「今日は飲み過ぎたなあ」と思うくらいであったが、
他のサークル部員は、多くがその場で酔いつぶれていたのを思い出す。
参加したほとんどの新歓コンパでは、
幹事や先輩方が飲ませる側とはいえ、
「誰がどれだけ飲んだか、今どういった状態なのか」を把握しており、
程度を見定めて、「これ以上は、アウト!」の判定をしていた。
しかし、参加した中で、
医学部の新歓コンパだけは異質であった。
「急性アル中になったら、大学病院に救急車で運ぶから大丈夫!」と、
先輩陣は、1年生に向けて真顔で言ったのである。
私はたまたま、友人つながりで、そのコンパへ参加することになったのだが、
そのセリフが怖すぎて、全く酔えなかったのを覚えている。
百歩ゆずって、
人体に精通している医学部のコンパだから、まだどうにか許せるとしても、
いわゆる一般学生群の「医学部系な」パワハラは、
命と直結する事態になることは避けられないであろう。
急性アルコールの実態「出典:キリン 知る・楽しむ お酒と健康 より 」
少し古い調査になるが、
都内の急性アルコール中毒での搬送は、20歳代が一番多い。
1日あたり、約15人の20歳代が搬送されている計算だ。
4月5月の新歓コンパシーズンに限っていえば、その倍はいるのだろう。
アルコールは飲まない方がもちろん良いが、
飲むなら、自分のペースで飲むべきであり、
他人に強要されるべきものではない。
学生時代から、ハッキリ、NOと宣言しておく習慣をもつ。
その姿勢は、大切だと思う。
today is a good day !
【10日目】「今日1日何もしなかった」を防ぐ方法
6時5分起床。今日は曇り。
【9日目】断酒後には、スポーツを始めた方が良いわけ
http://www.mudainodocument.com/articles/35923.html